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2011年11月16日 (水)

紙パルプの決算

企業の9月中間決算が発表になっている。かつて関係していた紙パルプ関連各社が、どんな状況か気になるところだ。東日本大震災で日本製紙の石巻工場が、また、三菱製紙は八戸工場が大きな被害を受け、苦戦するだろうと予想をしていたが、両社とも赤字となった。被災工場の復旧も近いことと思う。

oilや木材チップなど、資源を多量に消費する紙パルプ産業は、それらの資源を海外からの輸入に頼っている。従って円高は歓迎され、最近の歴史的円高はコスト削減に好影響をもたらしている筈だけれども、省資源・節約ムードから紙の需要は年々減少していて、苦戦は免れないようだ。

創業家の3代目が、会社から多額の資金を持ち出し、不正経理を長年隠していたオリンパスと並んで、株式の上場維持が危ぶまれる大王製紙の決算は、まだ発表されていない。同業他社などは、好奇心の目をもって大王の発表を待っているのではなかろうか。

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