静岡県の巨木
午後から雨が降り出し、夕方からは風雨ともに台風並みの激しいものになるため、厳重な注意が必要との予報が出されている。早々と雨戸を閉めたりした。こうした厳しい生育条件に見舞われながら何百年も生き続け、国の天然記念物として指定された巨木(古木)が県内に7本ある。
これらの木々のうち現物を見たのはまだ3本だけだが、気候も良くなってきたので、その生命力のほんの一部だけでも分けてもらう積りで、ハイキングを兼ねまだ見ていない木々に会いに出かけたいと思っている。
- 智満寺の十本スギ :島田市 樹齢 800~1200年 千手観音を本尊とする、天台宗の古刹、千葉山 智満寺の裏山にある
- 龍華寺のソテツ :静岡市 樹齢 1000年 釈迦如来を本尊とした日蓮宗の寺、龍華寺の境内に育つ日本で最古のソテツ
- 大瀬崎のビャクシン(樹林) :沼津市 樹齢1000年以上 約130本の珍しいビャクシンの樹林
- 来宮神社の大クスノキ :熱海市 樹齢 2000年 大きな樹・岩などには神々が宿るとして、古くからこの大クスを一廻りすると寿命が1年延びるといい伝えられている。
- 八幡神社のイスノキ :下田市 樹齢800年 生け垣などに植えられ、別名「柞の木」。葉によく虫こぶができる。イスノキとしては日本で屈指の巨木。
- 熊野の長フジ :磐田市 樹齢 300~400年 謡曲「熊野」で知られる熊野御前が、母の病を案じて帰国した際、平宗盛から賜ったフジの種子を自宅に播いたものが現在の長フジの起源とされる。
- 北浜の大カヤノキ :浜松市 樹齢 600年 カヤの幹は直立してよく分枝すると言われ、この樹は個人の所有地に育ち、その見本のような姿をしている。材は碁盤や将棋盤などに使われる。
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