スーチーさんのノーベル賞
過日の天声人語で、スーチーさんのノーベル平和賞に触れていた。「ミャンマーのアウンサンスーチーさんが、ノーベル平和賞を受けたのは1991年のことだが、当時スーチーさんは自宅軟禁されていたので、授賞式には出席できなかった。このほど21年ぶりにノルウエーを訪れ、授賞式に参列して受賞演説を行った」というもの。
このスーチーさんの行動につては、既に詳細に報道されているけれども、この日の天声人語の書き出しは次のようなものであった。
「スエーデンのストックホルムで開かれた100年前のオリンピックに日本は初参加した。マラソンの金栗四三は疲労困憊して途中で倒れ、民家で介抱されるうちに行方不明扱いになった。時は流れて、当地のオリンピック委は55年目の祝賀行事に金栗を招いた。スタジアムでテープを切ると、『日本の金栗、ただいまゴールイン、タイムは54年と8ヵ月6日5時間32分20秒3。これをもって全日程を終了します』とアナウンスが流れたそうだ。」
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