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2012年8月31日 (金)

vitality

アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国のスラム街では、中国人が経営する雑貨店がたくさんあり、大盛況だという。

中国人の店主たちは、公用語であるフランス語も、英語も、現地のリンガラ語も、全く言葉を学ばず現地にやってきて店を開き、安い中国からの直輸入品を販売して、ときには地元の商人とトラブルを起こして、店が焼き討ちに合ったりしながらも商売を軌道に乗せている。そして、必要に迫られて現地リンガラ語を流暢に話すようになり、また、本国から家族を呼び寄せて暮らす人も多いようだ。

とにかく中国人は、アフリカ各地の社会の奥深くまで入り込み、その貪欲さと活力は圧巻である。それに引き換え、最近の日本の若者は海外での仕事を忌避する傾向にあると嘆く記事もあった。有無を言わせず円高が定着しているのだから、日本の若者もどんどん海外に進出しなければならないと思うのだけれど。

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