『ルー・ブルの旅』28
アルバナシ村
アルバナシ村は、第2ブルガリア帝国の首都であったベリコ タルノボの近郊にある。この村について旅行案内書は、 「アルバナシ村は古くからの屋敷が80あまり現存しているが、そのうち36の家が国の文化財に指定されている。この村に美しい家が多いのには理由がある。1838年にオスマン朝のスルタンであるスュレイマン2世は、義理の息子にアルバナシを贈り、その所有権は代々後継者たちに受け継がれていった。オスマン朝の統治下にあってアルバナシは税制上の特権を授けられ、村人は有利な条件で商売ができた。・・・(そして蓄財ができ美しい屋敷を建てることができた)」
いま、この説明文を読みながら、村を回顧しようとしてもイメージが沸いてこない。ここでは、1638年に建造され、村で最も古いとされる「聖誕教会」を観光した。外観は「これが教会」と思わせるような建物であったが、内部はきらびやかであった。フレスコ画に描かれている人物の数は3500人とも言われている。 この内部は撮影禁止であった。下の写真はブルガリア観光局からお借りした教会の内部。
上:聖誕教会の外観 下:アルバナシ村の概観
アルバナシ村の近くに、琴欧州関の故郷 ジュルニッツァがあり、遥かに眺めながら通過した。琴欧州は母手作りのヨーグルトを毎日2㎏も食べて、身長が203cmにまで育ったのだそうだ。 下:ジュルニッツァ付近の風景 収穫間近の麦畑が広がる。
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