『ルー・ブルの旅』22
ブラン城
カルパチア山脈に囲まれたトランシルヴァニア南西の都市ブラショフ、その郊外にブラン城がある。13世紀ごろ、ワラキアとトランシルヴァニアの国境警備・税関として、チュートン騎士団により建造された。ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュの祖父にあたるワラキア公ヴラド1世の居城で、秘密の抜け道や薄暗い廊下などがあり、ホラー小説のイメージ通りの雰囲気を持ち、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとなった。しかし、ツェペシュ自身はこの城に住んだことはなく、本物のドラキュラ城は別のところにあったとされ、現在では廃墟になっているという。
城内に向かう階段
上の3枚:室内の1部と窓から中庭を通してみた城 下:井戸のある中庭・土産物屋の店先 仮面がぶら下がっていた
なお、ブラン城についての資料を探していて、下記のブログに行きつき、お知恵を拝借した。
http://ameblo.jp/mika450/entry-10337251397.html
さてこのツアーでは添乗員が毎日簡単な「旅日記」を書いてくれる。5月28日(火)、旅行7日目の旅日記には次のように書かれている。
“いよいよルーマニア観光も最終日となりました。今日こそは! と期待しましたが、雨はしとしとしと絶え間なく降り続いています。現地の人もびっくりするほどの多雨。”
ルーマニアがこんなに雨の多いところとは思わなかった。明日はブルガリアに入る。
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