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2013年8月15日 (木)

『ルー・ブルの旅』26

ネセバル(世界遺産の島)

ブルガリアの黒海沿岸に突き出した小さな島「ネセバル」は、ヨーロッパでも最古の都市に数えられ、入れ替わりここを支配したさまざまな民族の建物が折り重なり、3000年間の歴史を目の当たりにすることが出来る博物館のような島である。特に、5世紀から15世紀頃までのキリスト教国時代に建造されたキリスト教の建築遺跡は、オスマントルコ帝国時代にも破壊されることなく、現在の素晴らしい景観の源となっている。中でも、5世紀末~6世紀初頭に建造されたバジリカ式の「聖ソフィア聖堂」、11~13世紀の「聖ステファン聖堂」、13~14世紀の「全能者ハリストス聖堂」、17世紀の「聖スパス聖堂」などが有名である。1983年に街全体がユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録された
この島には紀元前10世紀の頃からトラキア人が住み、その後、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマントルコ帝国の支配下と変遷、その間にもブルガリア帝国が復興したり十字軍に征服されたり、島の歴史はめまぐるしく移り変わっているものの、
古くからギリシャ・イタリア・クロアチアなどを結ぶ海洋交易の港町として発展してきた。また、四方を海で囲まれ、内陸部とは一本の細い道で結ばれているだけという独特の地形が、天然の要塞を形成していて、古代ギリシャ・ローマ・ビザンツと、いつの時代の支配者たちにとっても垂涎の的であった。
19世紀末には鉄道の発達や船の大型化で港町の価値が下がり、一時は寂れた漁村となったが、歴史的建築物が醸し出す雰囲気が再評価されるようになり、現在ではマリンスポーツなどビーチが魅力的な新市街と併せ、ブルガリア有数の観光スポットとなっている。

Photo

上:ブルガリア観光局からお借りしたネセバル島の写真  下:島側から見た橋  世界遺産の看板

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上: 聖パントクラトール教会 第2次ブルガリア帝国の皇帝アレクサンダル治世下の14世紀に建造された教会 

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上: 聖ステファン教会とその内部 11~12世紀に建造された教会で、何度か修復を繰り返し現在にいたっている  内部のフレスコ画は新・旧約聖書の内容で16世紀ごろのもの

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近くのレストランでの昼食 タイのグリルとアイスクリームのデザート この辺からおなかの調子が狂い始めた






















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