ネパール 14(ポカラ)
首都カトマンドゥーから西へ約200kmのところに、ネパール第2の町ポカラがある。昔から、北のチベットと南のインドとを結ぶ交易路のバザールとして発達した町。現在カトマンドゥー~ポカラ間は国道が走り空の便も多い。ついでながらネパールには鉄道は全くない。ポカラはアンナプルナ連峰の眺めがよく、標高は約800mでカトマンドゥーの1330mに比べ気候は温暖である。
旅行3日目の午後、カトマンドゥーからポカラまで約30分間のフライトでポカラ。ポカラで1泊し、翌早朝次の観光地ジョムソンに向かった。従ってポカラの観光はジョムソンに2泊して再び戻ってからとなった。なお、ポカラは駒ケ根市と姉妹都市である。
カトマンドゥー~ポカラ間で利用した飛行機(ポカラ空港で)。当日は余り天気が良くなかった。下はジョムソンから再びポカラに戻った朝のポカラ空港ターミナル。この日は快晴。
ポカラの町で北を望むとき見える主な山は、左手(西)から、ダウラギリ(8167m)・アンナプルナ サウス(7219m)・アンナプルナⅠ(8091m)・マチャプチャレ(6993m)・アンナプルナⅢ(7555m)・アンナプルナⅣ(7525m)・アンナプルナⅡ(7937m)・ラムジュン ヒマール(6986m) などである。
ポカラに着きまず最初にビンドゥバシニ寺院に案内された。この寺院は小高い丘の上に建ち、撮影ポイントともなっている。
ビンドゥバシニ寺院からの展望。日本の北アルプス 槍ヶ岳のように見えるのが「マチャプチャレ」(6993m)で、「魚の尾」を意味する。
ビンドゥバシニ寺院の境内。この寺院には殺戮神ドゥルガー・繁栄神ヴィシュヌ・女性に人気のクリシュナ神が祀られている。
ホテルの庭から、屋根に接して見えるのがマチャプチャレ。 下の写真、左端に見えるのがダウラギリ
ポカラのもう一つの見どころはフェワ湖。湖畔対岸のレストランで昼食をとった。レストランまではいかだに乗り綱を引っ張りながら渡る。昼食後ボートで湖を遊覧した。
ポカラには国際山岳博物館があり、登山・地質・動植物・民族などたくさんの資料が展示されている。女性として初めてエベレストに登頂した田部井さんの装備品もあった。雪男(イエティ)もいた。
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