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2014年4月 9日 (水)

ネパール 10(パシュパティナート)

去年の春ルーマニアを旅した折、「陽気なお墓」と呼ばれている墓地を訪れた。生前の生活や挿話などを描いた木製の墓標が立てられていて、墓標から故人の人柄などが読み取れるようになっていた。

わが国でも最近は散骨や樹木葬などが行われ、葬送に対する考えが多様化しているが、ヒンドゥー教では遺灰を聖なる川に流してしまうので墓はない。確認はしなかったけれど多分仏壇もないのではなかろうか。

カトマンドゥー国際空港の近くをバグマティ川が流れていて、川の右岸にバシュパティナート寺院があり、下流には「アルエガード」と呼ばれる火葬場がある。訪れた日にも火葬が行われていた。バグマティ川はやがてガンジス川に合流しベンガル湾にそそぐ。パシュパティナート寺院の起源は、紀元前3世紀ごろと考えられ、ネパール最大のヒンドゥー教寺院であるばかりかインド亜大陸にある4大シヴァ寺院の一つでもある。

ヒンドゥー教徒以外は寺院には入れないが、左岸は自由に行き来でき、対岸にあるアルエガードを見る事が出来る。6個の火葬石台があり最上流の石台は王族専用だったという。庶民の火葬台は下流の4個。

P3127855 バグマティ川  この上流約500mほどのところにパシュパティナート寺院がある。

P3107530 パシュパティナート寺院の上空

P3107541 階段に置かれた傾斜した台は火葬する前に体を清めるための台 川の水で足などを洗う

P3107534 上流側の火葬石台

P3107531 下流側 庶民の火葬石台  丁度中央の石台では炎が見える  川に入っている人物は遺灰と共に捨てられた貴金属を探しているのだそうだ

P3107545 乾季のため水の流れはほとんどなく 水は濁り得体のしれないゴミが浮いていた  これが聖なる川とはとても思えないし 散骨するにしてもここへの散骨は御免蒙りたい

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