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2014年7月10日 (木)

北欧の旅 3

高福祉・高負担

「富める者が少なく、貧しいものがさらに少ない社会」を目指して、北欧諸国はさまざまな策を実行し、全ての市民が地位・階級・居住地に関係なく、基本的な社会保障の給付とサービスを受ける事の出来る「高福祉・高負担」社会を実現してきた。

医療費は全て無料なので安心して治療を受けられるという、一面だけが宣伝されているが、あるブログで次のような要旨の投稿もある。 「医療サービスというと、日本人の意識の中では高い医療技術や治療のレベルを想像する人が多いと思うが、実際にデンマークで日本ほどの医療サービスを受けられることはない」 と。 もっとも、日本は「過剰医療ではないか」との見方もある。

去年ブルガリアを旅行したとき、とらは下痢を起こし現地の医療機関で点滴などの治療を受けた。今回は幸い下痢することもなかったので、医療機関で受診する機会がなかったけれど、受診していれば両国医療の実態などの比較ができたかもしれない。

医療費同様教育費も無料である。高校までは入学金・授業料・教科書代・筆記用具・給食・通学費・遠足費用なども無料である。大学も入学金・授業料は無料で、大学に入学する機会は均等であり、年齢に制限はなく社会人でも受験は可能である。従って、在学する大学生の年齢にはばらつきが大きいという。

共通の大学入学資格試験が春と秋の年2回行われ、連続した3回の試験で、指定された4教科に合格すれば、大学受験の基礎資格を取ることができ、更に大学個別の入試と合わせた成績で合否が決まる。共通の資格試験は全て記述式で、相当に難問のようだ。大学と高等職業専門学校(ほぼ大学と同じ程度の学力が必要)を合わせた進学率は、約65%という。

大学・専門校への入学は機会均等・無料とはいえ、進学は難しいといえる。こうした学生たちの卒業率がどれぐらいなのかは聞き漏らした。何れにしろ「高負担」なので物価はやたらに高いことは確かである。

 

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