コーヒー
何十年も前のことなので記憶は定かでないが、コーヒーの木を鉢で育てたことがある。花が咲くのを見る前に、数年で枯らしてしまった。コーヒーはアカネ科の植物で、ジャスミンのような香りの白い花を咲かせ、やがて2粒(場合によっては1粒や3粒のこともある)の種子が入った赤い実をつける。この種子がコーヒー豆である。
コーヒーの起源にはいくつかの伝説があるけれど、最も古いものは、「9世紀のエチオピアで、ヤギ飼いの少年が、ヤギが興奮して飛び跳ねることに気づき、その原因は山腹の木に実る赤い実を食べた結果であることが分かり、人にも眠気覚ましとして利用されるようになった。」というもの。そして日本には、18世紀にオランダ人が持ち込んだのが最初といわれ、今ではコンビニに行くと100円でコーヒーが飲めるようになった。
しかし業界では、気候変動の影響で何れコーヒー豆は世界的に品薄になるとの説があり、「2050年問題」との言葉もあるそうだ。かつてコンピューターに関係して「2000年問題」が話題となった。幸いこの時は比較的平穏に解決できたと記憶する。
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