レバノン
年末年始のトップニュースは、日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告のレバノンへの逃亡であった。どのようにして日本を脱出したのか、パスポートを持っていたのか、飛行機は、保釈金は-----などなど、謎が少しずつ解けつつあるが中心部分は深い闇の中だ。今日のネット上には、脱出の際に隠れていたとされる黒いケースの写真が掲載されていた。
彼の祖国レバノンは、地中海の東の端にあり、シリア・イスラエルに囲まれてイスラム国とみられているが、約40%はキリスト教徒である。私たちが普段使っているアルファベットは、BC15世紀ごろこのあたりに住んでいたフェニキア人が考案したものであるし、中東の3Pと呼ばれるペルセポリス・ペトラ・パルミラに匹敵するローマ時代の遺跡、パールベックがあり、古くから栄えたことを物語っている。これらの遺跡はいずれも世界遺産に登録されている。
パールベック遺跡に残るジュピター神殿の列柱は、高さが20mもあり、近くに列柱用に切り出したと思はれる巨大な石が半分地中に埋まっている。添乗員さんがその石のそばに立って両手を広げてくれた。
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